夜中に文章を書く自由

 2日連続のブログ更新ということで、「おい、お前どうしたんだ。そんなキャラじゃないだろう」という声も聞こえてきそうだが、そんなことは知らない、とムフフなブログ更新である。

 

 大学時代は夜中の2時だろうが4時だろうが、自由に文章を書いていたけども、働き始めるとそんなに「文章を書きたい!」と思うことはなくなり、大体は「はよ寝たい」とベッドに倒れこむことになる。夜中の2時に文章を書きたい!と思うこと自体が贅沢品の一種なのではなかろうか、と思う次第。(し、コーヒー片手に実際に書けるのは素晴らしい。)

 

 「ブルーピリオド」も最近評判の良い漫画で、つい1巻から通して読んでしまう。受験にせよ、何らかの試験にせよ、まっとうに挑むのも人生なら、脇道から進むのも人生で、この作品の主人公のようなまっとうな人生を歩むのも楽しそうだが、その割に繊細なところ苦労しそうだよなー、と思ったりもする。 

  海野十三も久しぶりに読んで「特許多腕人間方式」をフフと笑いながら読んだりしている。旧法時代の特許運用が見られて面白い。この話だと出願と譲渡だけだが、真面目に侵害訴訟編も書くと池井戸作品になりそうである。

特許多腕人間方式

特許多腕人間方式

 

   普段2時まで起きているときなんて、「はよ寝な」という意識が先にたってのんべんだらりと文章なんて書けないし、この夜更かしのツケは体内時計を狂わされた明後日の自分が今の自分を死ぬほど恨むのだろう、と思ったりするけど、ちょうど緊急地震速報が鳴ったから、結論として変わらずだな、と思ったりする。人生こういう帳尻合わせがところどころに起こったりする。不思議なものだ。

 

 去年の今頃は、GW明けまでに6本レポートを書かなければいけないことに、GW初めに気付くという事態が起こり、半泣きになりながら必死にレポートを書いていた。今年は3本だけ、しかも去年の経験を活かしGW当初にさっと書いているため少し余裕がある。まぁ普段の生活が去年の5倍増しくらいで忙しいので、その貯金も意味があるか分からないが。

 

 来年の今頃もこれくらい気持ちの余裕があればいいのだが。まぁ来年のことなんて誰も分からないし、予測はひじょ~~に難しい。とりあえずは、夏まで頑張りたい。夜中に書く文章なんて、起きて見直すとあいたたた、となるものだが、そういうことが出来る贅沢を今の内に味わっておきたい。