英検1級に合格! 使った本一覧

はるか大昔に英検1級に合格したのだけど、その時に使った本を思い出しながらツラツラを書いてみます。
なんか有名どころばかり使っています。

受験に向けての下準備

Instant Word Power

Instant Word Power

英検準一級に受かってから、英検一級の単語問題を見て絶望にくれる瞬間があると思うんですが、まぁ焦ることはなかんべよ、と使い始めたのがこれ。
頑張れば3日で一周できるので一週間くらい書き書きして、「もう飽きたかなー」「飽きたー」となるまで使いました。

Word Power Made Easy: The Complete Handbook for Building a Superior Vocabulary

Word Power Made Easy: The Complete Handbook for Building a Superior Vocabulary

俗にいうラスボス本。ここまではいらんくない?と思って一旦諦めました。英検1級受かった後に読むと、大体この本の半分くらいの単語が1級の頻出単語なんですね。

受験に向けて使った本

出る順で最短合格! 英検準1級単熟語EX

出る順で最短合格! 英検準1級単熟語EX

神本
1級受ける場合、とりあえずこれを買うと良いかも。というのも1級の英単語の選定ってけっこう謎基準で「tantmount」(「tantmount to〜」で「〜に等しい」)などが出てくるんですね。
で、これを英国の人との会話で使ってみたところ、「なんでそんな古語を…!!」と驚かれたので、まぁそういうことなんだと思います。
(ただ、もちろん、「いや、別に間違った表現ではないんだけどね。なんかそういうの使うの歴史上の人とかだと思うよ?」とフォローはくれました。)
あと「jilt」とかですかね。(「異性を袖にする」の意なんですが、現代だと「leave」とかの方が一般的とのこと。)

そういう訳で単語の選定基準が良く分かんない以上、「出る順」に絞った方が楽だと思います。

あとはお決まりの過去問題集なんですが、二次試験の面接についてDVDで当日の流れが分かるのが非常に良いです。
問題自体は、過去数回分を公式ホームページからダウンロードできるので上手いこと使うと便利。
二次試験の面接がさすがに何も分からんまま臨むのはまずかろう、とDVDで当日の流れが分かるものを購入しました。
ただ、実際に二次試験行って思ったんですけど、面接室に入るまでで大分ヒットポイントを削られますね。

リスニング対策

で、結局ですね。一次試験で1回落ちましたね。いやー難しい難しい。
ネックはやはり単語とリスニングで、特にリスニングの最終問題は生のインタビューとか再現している感じでノイズも多くて大変なんですね。
で、どうするかなー、ということでCNNを見まくる、というのと、NHK語学「実践ビジネス英語」をめっちゃ聞くてことをやりました。
カナダの人にはTEDも進められたんですけど、個人的にスピーチとなると、やはり聞き取りやすい英語になっちゃうと思うので、もう少しネイティブっぽく、かつ早い英語を聞く、ということで実践ビジネス英語を選びました。
実践ビジネス英語の例文が特段注釈なしに分かるようになれば、1級もそこまで困らないのでは、という印象はあります。
(といっても、実践ビジネス英語の場合、スラングを毎回何個か入れていると思うので、注釈なしに完全に聞き取るってネイティブじゃないと厳しい気もします。英検1級だとマイナーなスラングはほぼ出てきてなかったと思います。)

二次試験対策

やはり二次試験でも1回落ちましたね。うーん。なんなんだ。
まぁpros&consを英語2分間喋りっぱなしてのは、今までの人生で経験ありませんからね。結構大変ですよね。
(余談ですけど、1級受けるまでpros consなる言葉をあんまり意識したことなかったです。)
私は、1回目で落ちたのが悔しかったので、何本かpros&cons用の原稿を用意して、自室で音読していました。結局、2回目の試験ではどのテーマも出なかったんですけど。
2回目で運よく受かったんですけど、どちらかというと、2分間喋った後の討論での熱意で受かった感じはあります。とりあえず、喋らないよりは一言でも多く喋った方が点数が高い気がします。

というわけで英検1級用に使った書籍等でした。これくらいのレベル感で受かるんだなー、という参考になれば。