経済学の本もつらつらと感想を書いたりしてみる。
経済政策を売り歩く人々―エコノミストのセンスとナンセンス (ちくま学芸文庫)
- 作者:ポール クルーグマン
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/03/10
- メディア: 文庫
ふーむ、というところもあるけど経済にそこまで踏み込んでいるわけではないのかな?戦後の世界各地域の経済政策を簡潔に。
非常に分かりやすく面白かった。
- 作者:N.グレゴリー マンキュー
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2005/09
- メディア: 単行本
曲線のシフトが所与のものとして与えられているところが気になる人は↓を参考。曲線のシフトがどのように与えられるのか、というところを効用から丁寧に記述している。
Amazonでは評判が悪いのだけど、誤字脱字が多少あるとは言え、そこまで悪い本ではない気がしてて、世評を参考にする難しさを実感。
- 作者:N.グレゴリー マンキュー
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2005/09
- メディア: 単行本
ただ、古典派→ケインジアン→ニュークラシカルの流れや経済史(古典派→ケインジアン→ブレトンウッズ体制→スタグフレーション→プラザ合意→サプライサイド→二重の赤字)みたいな話はあまりフォローされていないので、その辺りをフォローしたければ他の本で補う必要がある、私はなぜこの本を買っていたのだろう?と思ったりしたが、答えは1回目の大学生活での教養課程で買ったからだよ、としか言いようがない。
ラグランジュの未定乗数法を色々な系に適用している。
理系だったらサラッと読めるが、系に適用する際にミクロ・マクロの基礎を少しは知っていないと(気持ちとして)辛い。